★地区センSDGs★夏休みこども教室 現役東大生と科学実験体験会

講座名★地区センSDGs★夏休みこども教室 現役東大生と科学実験体験会
開催日時2024年8月11日(日)10:00~12:00
場所大会議室
内容

「東京大学サイエンスコミュニケーションサークル CAST」 の方が講師をします。

今年のテーマは”水”です。「水質改善、浄化などの実験」を通じて、SDGsに対する理解を深めましょう!

❖ペットボトルろ過(活性炭浄水)

❖1円玉浮かせ(界面活性剤)

❖消えるボール(吸水性ポリマー)  

実験教材の一部はお土産になりますので、帰ったらご家族やお友達にも教わったことを伝えて下さいね。

対象小学生・中学生(小学2年生以下は保護者同伴)
定員20人(先着順)
参加費500円(当日支払)
持ち物筆記用具
受付開始日7/12 9:30~直接施設へ(電話申込は13:00~)※小学生は保護者による申込が必要
実際の様子

8/11(日)★地区センSDGs★夏休みこども教室 現役東大生と科学実験体験会実施しました。16名の小中学生の皆さんにご参加いただきました。ご見学された保護者様も10名程いらっしゃいました。朝から暑い中ありがとうございました。今回も東大CAST様から6名お招きし、”水”をテーマに実験、工作をして頂きました。災害時にも何かの役に立つかもしれません。
参加した子供さん達からは、「とても楽しかった。色々な体験ができて楽しかった」、見学されていた保護者様からも「興味深い内容を分かり易く教えて頂いて楽しめました。自宅で出来ない実験なので参加できて良かった」といった感想をいただきました。

SDGsについて考えるきっかけになれば幸いです。

①浄水:汚水に見立てた色水にミョウバンを入れると、ミョウバンのアルミニウム成分が凝集剤となり汚れが付いて沈み上層は透明な水になる実験を行いました。納豆のネバネバ成分も同じように水を綺麗にすることが出来ることを知りました。ポリグルタミン酸と言って発展途上国で役立っているそうです。

②ろ過、浄水場のしくみ:ペットボトルに砂、活性炭、砂利、小石、ガーゼを順に入れた装置に泥水を通すとろ過によって水がきれいになる実験を見せていただきました。実際の浄水場でも、砂と砂利でろ過された水を消毒し皆さんの家庭に水道水として届けられているそうです。SDGs目標6では、誰もが安全な水を安い値段で利用できる事が目指されています。

 

③界面活性剤:水面に静かに浮かばせた1円玉、そこに洗剤(界面活性剤)を入れると表面張力が小さくなることで1円玉が沈む事を体験。昔の洗剤は、海や川の泡立ちや赤潮発生など環境問題をおこしていました。現在は無リン化や使用量削減が進み環境に優しくなって来ていますが、使いすぎには注意しましょう。SDGs目標14は海の豊かさを守ろうです。

④消えるボール工作:皆さんお楽しみの工作です。ボトルに吸水性ポリマーの玉とビー玉を入れて水を入れます。水が無いと見えたポリマー球が水の中に入ると消えてしまいました。水を吸った吸水性ポリマーは水とよく似た性質を示す為見えなくなってしまいます。吸水性ポリマーは水を吸収出来るので、土に混ぜて砂漠の緑化に使用したり、災害用トイレ、おむつなどに活用されています。SDGs目標15陸の豊かさを守ろう、目標6安全な水とトイレを世界中に、目標11住み続けられるまちづくりを、に役立ちますね。

 

2時間と長時間のご参加ありがとうございました。

そして講師の柴田さん、実験サポーターのゴウユウさん、コレタケさん、シマクラさん、センベイ(センプク)さん、リンさん お疲れ様でした。